都岳連(東京都山岳連盟)のガイド資格の更新講習で三つ峠の屏風岩に行って来ました。
オーバーハングでの空中懸垂下降中でロープが届いていないことに気づいて、そこからロープを登り返す方法から。
後でニュースで知ったのですが、同日長野県大桑村の糸瀬山付近で下降の目測を誤ってロープに宙吊り状態になって、24時間ぶらさがって救助されたとのこと。
先にこの技術を練習しとくべきでしたね。
さらにダブルロープでトップとして登って支点を構築し、セカンドをガイドビレーで登らせている途中にセカンドが負傷というシチュエーション。
テンションのかかったビレー器のテンションを抜いて解放し、カウンターラッペラルの支点を構築してビクティムにアクセス。
そのまま介添え(背負い)下降していたが、ロープ末端近くまで来てロープが足りなくなり、もう一本のロープを繋いでそのジョイントを下降器を通過させて降りるというもの。
タイブロックが無かったら、とか補助ロープが無かったらとか、段々と装備を減らしてやりました。
さらに3人のとき、1人が支点で下降のロープを操作。救助者と要救助者の2人分の重さなので、通常のムンターではコントロールが難しいので、ダブルデミで下ろします。
次の懸垂ポイントが真下ではなく、5mほどトラバースが必要ということで、救助者が要救助者から離れてトラバースしたポイントに移動して、上方支点のロープ操作者に下ろさせながら、次の支点に要救助者を引き込むというもの。
引き上げ方法も3倍力から5倍への移行も何種類か、それぞれが普段使っている方法の情報交換などをして、いろいろ学べました 。
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