7/23 雨後晴れ
新穂高-白出沢-穂高岳山荘
雨だというのに新穂高は満車で、鍋平の駐車場まで上がる。
降り続く雨の中、明日の晴れ予報を期待してか、登山客は気にせず次々に出発していく。えらいなあ。
雨足はむしろ強くなってる気がして、様子を見ているうちに出発が遅くなった。予定していた槍西稜から、濡れてても登れそうなドーム中央稜に変更する。
白出沢は、渡渉ポイントに橋がかけられていて、増水していても大丈夫だった。
歩きやすい上高地からの登山道とは正反対の白出沢。GWぶりに山に登るので、体に堪える。
穂高山荘に着く頃には、雨もやみガスも晴れ、青空が広がった。
テン場は満員状態でヘリポートにテントを張らせてもらう。雲海が敷き詰められた景色に、心が浄化された。
7/24 快晴
穂高岳山荘-滝谷ドーム中央稜-穂高岳山荘-奥穂高岳ピストンー白出沢-新穂高
夜中、風が強くて目が覚めた。朝になっても変わらない。おかげで岩は乾いてるかもと思いながら、出発。
Oさん、念願の中央稜。自分は5年ぶりくらい。
滝谷は相変わらず寒くて、震えながらのクライミング。避暑地の避暑地。
つるべで。
以前行った時、1ピッチ目のチムニーは、チョックストーンを乗越して終了点だった。クラック好きのOさん、チョックストーンの下に入ってワイド登りで登る。なんでわざわざ狭いところを。難しく登るかなあ。。。ワイド苦手なのに。と、ぶつくさ文句を言いながら仕方なく隙間に挟まる。ヘルメットはぶつかるし、カッパも擦れるし。殆ど動く空間ないので、自然とチキンウイングやってた自分にびっくり!
2ピッチ目、自分。カンテからスラブ。久しぶりなのでオンサイト感覚で登れた。
3.4ピッチ目、Oさん。チムニーからの小ハング超えが楽しかったとのこと。
5ピッチ目、自分。確か最後の小ハングを超えるのだが、左のほうにあるクラックからトップアウト。以前と違うムーブで登れたので、引き出し増えてる。
貸し切りだったこともあり、2時間かからずに抜けれた。
初・中央稜の感想をOさんに聞いてみたら、今の自分等にはアプローチだな、とのこと。
それは言い過ぎだけど、だから今さら!って言ったのに-!まっ、やっとリクエストをクリアできたということで、さっぱりさっぱり。
また人が戻ってきて、にぎやかな穂高。嬉しかった。やっぱり穂高、いいな。
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