下北半島の大作山を第一目標にして、合わせて独峰山とガンケ山に行ってきました。
これら今回の山は、あおもり110山に名前が載っている山で、
最近私達が興味を持っている山のリストです。
大作山は縫道石山に登ると、隣に見える一等三角点(本点)がある立派な山ですが、
残念ながら夏道登山道がありません。
そこで今回、山頂付近の濃い藪が、雪に隠れている今がチャンスだと思い行ってみました。
アプローチの林道で、法面上部から立派な木が崩落し、完全に道が塞がれているアクシデントと、
山に取り付いてからの傾斜が急で、10歩続けて歩ききれない状況になり、ヘロヘロになりつつも、
何とか無事に山頂に立つ事ができました。
大作山にある一等三角点は本点となっています。
一等三角点には、本点、補点、基線の3種類があるそうで、青森県内にある一等三角点の本点は、
大作山、四ツ滝山、水ケ沢山、白神岳、岩木山、八甲田大岳、名久井岳、階上岳、石川台、高山、池ノ平
以上の12箇所だそうです。
このうち、登山対象となるのは高山と池ノ平を除く10箇所であり、
大作山だけに登山道がついていないとの事です。
このような状況から、大作山は三角点愛好者の中では、それなりに有名な山になっているようです。
私は、そこまで一等三角点に興味があるわけではありませんが、以前から何となく気になっていた山でした。
登り終えてみると、特に特別な思いが残った山ではありませんが、
地形図とにらめっこしながら自分なりに歩く、アドベンチャー的な山行を好む私達には、
それなりに楽しむことができた山でした。
もう少し詳しい山行記録はヤマレコにあげていますので、興味が有る方は下記のリンクよりどうぞ。
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