逆川岳に行ってきました!行ってきましたというか、私は完全に「連れて行ってもらいました!」って感じですが。
先週階上岳に行った際に「行っておくと夏に大岳登る際に『ああ、あの山を登ったんだな』って思えて楽しいですよ。」というお勧めに心惹かれて。こういう「世界の解像度が上がる」感じってなかなか良いですよね。
いつもは背景だった山々が「登ったことのある山」や「登ってみたい山」に変わる時、私の世界が1mくらい広がる気がします。

お昼から雨の予報だったので横岳無しの逆川岳を目指しつつ、ダメそうなら戻るプランにほっとしつつ歩きはじめる。スノーシュー4名、スキー4名。スキーで山に登るって初めて見ました。すごいなぁ。ちなみに私はスキーは全然板を履いた事もない。

体験入会の方や最近加入のメンバーに「今からいっぱい登れるね」という先輩の言葉。
山で知り合う諸先輩方はみんな「これからたくさん楽しいことあるよ」とか「今からどこでも行けるよ」って声をかけてくれるんですが、これってすごい祝福の言葉ですよね。

歩きながらそういえば以前「八甲田は雪がないと登れない山があるんだよ。」と聞いたことを思い出したのですが、まさにここか。という事に気づいて俄然嬉しくなる。その話を聞いた時は「へぇー、そこまで行けるかな」って思っていたんだわ。
でもまあ一人だとなかなか難しそうで吹雪いてなくてもイマイチどの辺歩いているかわからないので、やはりもっと勉強しなきゃなと。私は基本的に大自然が怖いのですが、適切に怖がりたいですよね。

雲がちょうど晴れて大岳が綺麗に見える。いつもあそこからああ行ってこう行って大岳登ってるんだよねって皆で話す。
最近知ったのですが、「山を見るための山」みたいな山があってそれがすごく面白いなと。岩手山に対しての姫神山、鞍掛山みたいな。山を見るために山に登るって山大好きすぎる。この辺りの感じをもっと追求してみたいなと思う今日この頃。

対話しているように見える山もあるけど、八甲田は包まれてる感がすごく良いなって思います。こうして見ると結構穏やかな山容ですよね。

私はまだまだ未知の世界の南八甲田。「明日行くんですよー」というお話を「すごいなぁ」と思いながら聞いたりして。
下りは皆で八甲田の良さを語りつつ下りたのですが、それぞれ色んな世界を持つ皆の世界がこうして少し交わる時間ってとても良いなって思います。ありがとうございました。



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