たがじょ創設時のメンバーである池さんから数年前、梵珠山の沢内沢(大釈迦川)を挟んだ東尾根を外崎山開拓まで尾根沿いに歩くのも楽しいよ、但し、最近は太陽光発電のための鉄塔が建ったのが残念だけど、との話を聞いて、いずれそのうちにと、そのままにしていたが、時間ができた(山にでも行かないとやることがない!)ので、歩いてみることとした。
というわけで、コンパスワークの第2弾は「梵珠山東尾根」です。まず、今回は、コンパスワーク用の地形図を作成します。準備するものは以下のとおりです。

・地形図(国土地理院の地理院地図をA4版に印刷したもの)
・分度器、青・黒・赤のペン、製図用文字版(手書きの場合は不要です)
・定規

・準備した地形図は縮尺が1/20000です。5年ほど前までは、国土地理院が発行・市販していた1/25000をコピィして使用していましたが、老眼で細かいものが見づらいので、現在は1/20000を使用しています。
・まず、磁北線を引きます。コンパスの磁針は地図の真北から西側に傾いて示し、青森県の場合は概ね西傾8度です。
・よって、分度器で西側に8度傾いた線を平行に引きます。左図は4㎝間隔で引いていますので、磁北線の間の実距離は0.04×20000=800mになります。

・次に、東尾根の歩くルートを、アカゲラの道の南端から尾根に沿って、変化点(主に尾根の凸部)ごとに、進行方向を赤の一点鎖線で外崎山開拓まで記入します。
・そして、変化点毎に、分度器で進行方向の角度を測定して、記載していきます。
・地図上で5㎜は、実距離で0.005×20000=100mです。地図上の5㎜を実際の雪上でラッセルして歩けば結構な時間が必要です。
・また、等高線は10m毎に記載されていますので、高低差5m程度の凹凸はこの地形図では判読できません。ちなみに電柱の高さは概ね8~10mです。
・以上の点を理解のうえ、現地を歩くことが必要です。


・次に各変化点の標高を青で記載していきます。
・標高は、地形図の等高線から判読します。梵珠山第1駐車場の標高は150m、アカゲラの道の南端は220mです。
・同様に、外崎山開拓まで、各々の変化点を地形図から判読して記載します。
・終点の外崎山開拓のため池は、地形図では標高100mです。

・最後に、各々の変化点の距離を黒で記載します。
・アカゲラの道の南端から次の変化点(標高250m)までは、地形図上では1.7㎝ですので、0.017×20000=340mとなります。
・すべての変化点毎の距離を記載する必要はありません。5㎜で100mですので、これを目安に判読できます。
・距離を記載(判読)するのは、次の変化点までの歩行時間の目安とするためもあります。A点からB点まで500mを30分で歩いたとすれば、C点からD点は、〇〇m、〇分を要する、と把握することができます。
・以上で完成です。
次回は、この地形図をもとに、コンパスワークで歩いた結果を報告します。

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