今シーズンから、曜日を気にせず、天気の良い日に山を歩くことができるようになったので、翌日の天気を確認すると、津軽地方は晴れ、上北地方は、高気圧のふちをまわる湿った東風が吹き、曇りとのこと。たまには北八甲田を歩こうと、17年振りに、酸ヶ湯から大岳環状を反時計周りに歩くことを計画。いつものように、気心が知れ、足並みが揃うO女史を誘う。ちなみに、冬の仙人岱に上がるのも6年振り。北八甲田は人が多いので、あまり足が向きません。


朝、出発時の大岳は、西側は青空なんだけど、東側には雲が・・・。テンクラの予報に反して、出発時から東風の強風。




地獄湯ノ沢に入ると真っ白。なんとか避難小屋まで辿り着いたものの、食事をして帰路につく。同行者から、帰路は硫黄岳コースを降りようとの提案に即賛成。珍しい指導標に出会ったので、指導標を探索しながら歩くことに・・・・。



硫黄岳コースの始点(地獄湯ノ沢)に降りて、沢から上がり、次は大岳コースです。硫黄岳ルートは硫黄岳コースと同様の場所に指導標が混在していますが、大岳コースと大岳環状ルートは大分異なります。大岳コースは、現在の大岳環状ルートNo.22から山に向かって右側(南側)に周り、起伏の少ない斜面をゆっくり円弧を描きながら地獄湯ノ沢に向かっています。こちらの方が、大岳環状を通るよりも、凹凸が少なく、ゆっくり歩くことができます。


昭和28年の設置時には〇〇「コース」とされていたものが、平成元年には〇〇「ルート」と記載されていますが、八甲田振興協議会の説明によれば、「八甲田山は基本的に自然を自己責任で楽しむフィールドであることを考慮し、(中略)コースと標記していたものを、幅をもったスキーに適するルートという意味で標記することとした」とのこと。(成田徹著「八甲田の山岳スキー指導標」2007年4月P.95)。まあ、難しい話はいいや。
2026年は、昭和28年(1953年)3月に八甲田に登山・スキーコースが整備されてから73年になります。大岳コースの△形No.22指導標は、三角下辺の文字が見えないほどブナの幹に食い込んでおり、歴史の重みを感じさせます。先人の行動と熱意に思いを馳せて、仙人岱から下山しました。
2月26日(木) 08:30酸ヶ湯-(地獄湯ノ沢)-10:00仙人岱避難小屋10:30-(硫黄・大岳コース、地獄沼)-12:00酸ヶ湯

いいねする