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②大岳コース

酸ヶ湯8:10~○21 8:37=45~△44 9:01=15~硫黄岳コース~仙人岱小屋(昼食)10:25=11:50~□100 12:24=30~大岳小屋前12:40=50~湯坂上13:50=14:15~酸ヶ湯14:25

三人で入山。南八甲田連峰は、標高1300m上はガスの中だ。枯れ木岱○21番で休憩中に、二人に追い越される。我々は、ルートより少し下方のコースを辿る。2本沢を超えると、地獄湯ノ沢手前の尾根に着く。それを少し登れば、△44番の、沢への降り口に。休憩後、硫黄岳コースを辿る。竹ポールより南側を登る。ダイヤ形のスキー指導標がついている。斜面が少し急になる辺りで竹ポールと合流して、硫黄岳との鞍部へ。クラストして登りづらいので、□47から小田さんと自分は、ツボ足で。植田さんはスキーのまま。小屋へは、上の冬の入口から。追い越した二人が居て、沢の岩場だけがクラストしていて、あとは新雪の上を登れたと言う。自分は疲れたので、ゆっくりと昼食時間を採らせてもらう。ペアパーテーが数組入室して昼食を採る。小屋を出ると、硫黄岳や小岳に人影が見える。小岳との鞍部で大岳を滑降してきたツアー一行が休んでいる、その脇をコース沿いに進む。ルートより下側を大きく巻いて、万年雪の□100番へ。ここの雪庇はいつもより低い。大岳小屋前に着くと、ツアーの一行が出立準備中。このころやっと春の日差しが出始めて、樹氷が輝きだす。2、3枚撮る。先行のスノーシューのトレースを辿る。鳥滝沢手前まで乱雪帯が続く厄介なところを過ぎて、鳥滝沢源頭手前でおださんがシールを外す。沢を過ぎて○140で、植田さんも外す。自分は少し滑降してからやっと外す。二人は瞬く間に毛無岱まで降ってしまった。やっと鍋壊し坂手前で待っていた二人に追い着く。南八甲田の櫛ヶ峰も見え出す。振り返る大岳もくっきりと青い空に映えている。鍋壊し坂をキックターンでやっとクリアして湯坂へ。登山口に帰って来た4人の姿が見える。足を休めながらテイータイムを採ってから二人は、真直ぐ降り、自分は、女中坂を降る。二人のおかげで無事下山できました。ありがとうございます。雪の階段をスコップで切り直していると、車で帰る南八甲田縦走の小山内さん等4人の出迎えを受ける。4人とも、笑顔いっぱいだ。無事の縦走おめでとう。

 

* スキーアイゼン、シールワックス必携の頃となりました。

* 大岳コースを一周して、数箇所で、火山性ガス臭を感じました。

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