城ヶ倉大橋7:30~一の坂8:30~二の坂8:40~横沼9:20=40~櫛北尾根取り付きスキーデポ地点1300m 11:26~櫛ヶ峰12:08=10~昼食(スキーデポ地点)12:40=13:35~ガヂャボッチ14:00~横岳15:35=45~城ヶ倉大橋15:35
固雪の上に2~3センチの新雪あり。最初の片斜面の急坂に、スキーは難儀する。ツボ足にはかなわない。更に一登りして緩斜面に。一休みして遅れている者を待つ。西側には、一段高い尾根があり、これに沿うように高みを目指して南へ登って行く。少し急な坂を二つ超えると、広葉樹林帯を過ぎ、トドマツの散立する平らな斜面に。
くの字湿原の北東側の無立木帯を、横沼への降り口へ向かう。スキーのトレースが、自分のほかに二通りに分かれてしまう。沼への降り口で少し待つが、待ちきれず予定通り沼へ降る。沼の畔で待つが、後続が来ない。皆さん横岳を目指したのだろうと思いながらも、尾根を見上げながら沼の縁を進んでいると、2~3の姿が見えた。やはり皆さん横岳を目指しているのだと思い、沼を横切り斜面を登って行くと彼ら(後続の山崎さんたち)が降って来た。振り返ると、沼の縁に泉澤さんの姿が見えたので、彼と合流するべく又沼へ降る。横岳へ向かった4人は既に横岳を降り、櫛へ向かっているだろうとのことで、ガヂャボッチを省き櫛を目指すことにする。
横岳沢を横切り、逆川谷地へ出る。横岳方面はガスで先発の4人の姿は見えない。ガヂャボッチから続く広い尾根を超えてしばらく進むと、前方に先発の姿が見えた。随分(まんず)早いな(はえな)、若い者(わげもの)にはかなわない(かなわね)。待ってくれた4人とやっと合流。少し進んで、北尾根取り付きで私と、似鳥がスキーをデポ。私はわかん、彼はツボ足。外の4人はスキーのまま。後続の3人は広い尾根をを越える手前で引き返すことにしたと連絡が入った。佐藤夫妻は、スキーアイゼンをつけた。逆川の源頭のこぶを越え、さらに櫛の登りは年寄りには苦しい。遅れるばかりだ。尾根は、固い雪と新雪がまだら模様になっている。ニセピークを3つ超えると山頂が見えてくる。
山頂で、4人はシールを外し、泉澤はシールのままスキーで。佐藤夫妻は櫛の東斜面を滑降するとのこと。泉澤と私は一足先に降る。途中、陽が射し、北八甲田も展望された。カメラを向けながら降る。こぶを過ぎると6人が揃い、スキーデポ地点で二人、4人に分かれてツエルトを張り昼食とする。午後は、ガヂャボッチに寄り、展望を楽しみ、横岳へ登る。
横岳から私と泉澤さんはシール着用のまま滑降。横岳の北斜面の湿原地帯を滑降したのだが、少し早めに南尾根に廻り込んでしまい、くの字湿原はるか手前に出てしまう。さらに降ることに。くの字湿原からは、山崎さん等のトレースがあり、それを辿ることでスムーズに滑降できた。が、泉澤さんの姿を途中見失い、立ち往生。佐藤さんが、泉澤さんのトレースを見つけてくれ後を追う。終点近くの急斜面の手前で二人が待っていてくれた。6人が揃い城ヶ倉大橋へ無事に着く。お疲れ様でした。ありがとうございました。
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