【9月23日】晴れ後曇り
久しぶりの錫杖。左方カンテを登って以来。
3連休2日目とあって、笠ヶ岳クリヤ谷登山道Pは満車。無理矢理、縦列駐車して出発。
錫杖沢出合には3~4人用のテント4張有り。1つだけ空いているスペースに張ることができラッキー。取り付きまで、また1時間弱歩く。1ルンゼルートのエスケープバンドへ出てしまい、3ピッチ目から登攀開始とする。先行パーティ3で渋滞。
昨日の雨で、凹角の溝には水が流れている状態。。。
5ピッチ目(30mⅣ)はスラブ状フェイスと書かれてあるが、ハーケンに誘われてチムニーに入ってしまい、とてもからかった。。。これ、Ⅳ級じゃないよね。。。と、二人とも意見が合致。きっともっと左のフェースを登るとよかったのだろうか。とにかく、相棒、よくリードしたなと思った。
錫杖は残置支点を撤去しナチュプロ主体にしているので、珍しくハーケンがあると、ついつい引き寄せられてしまう。。。ルーファイ、まだまだだなと反省。
あとは、簡単な凹角、クラック、スラブ、チムニー、草付きだった。
渋滞で時間がかかったので、そのまま懸垂で下りる。先行パーティは烏帽子岩山頂まで歩き、踏み跡をたどってテン場に戻ってきていた。
【9月24日】晴れのち曇り
昨日登れなかった1,2ピッチ目を登りに行く。2ピッチ目がこのルートの核心とのこと。トポでは切れていたが、実際には1ピッチ目の終了点は無く、ほとんどのパーティが1,2ピッチ目を繋げて登っていたようだ。小ハングには残置のカムがあり、それほど難しくなかった。それよりも、その手前の垂壁が長くていやらしく感じた。自分の技術の未熟さを感じた。まだまだ修行が足りないな。
それでも、9月前半の3連休は秋雨前線で山行できなかったので、久しぶりの錫杖、1ルンゼ登れてうれしかった。相棒、ありがとう。
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