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六角牛山

「六角牛山」

 

「岩手県の山・名山」のようなガイド本を見てどうしても目につく山がこの山でした。なんて読むかわかりますか。「ろっかくうしさん」ではありません。「ろっこうしさん」と読みます。この山、早池峰山、石上山、とともに遠野三山だそうです。

名前の由来は、僕が持っているガイド本によれば、アイヌ言葉で「上から下へ下がる、裾野が降りる」というのが「ロッコ」の意味であるという。遠野富士とも呼ばれているらしい。

「ウシ」は地名の語尾だそうだ。付近に「附馬牛」とかの地名がある。登山口に向かう途中、何度か牛を見た。

山名の話をすればもう一つ。

岩手県には岩手山があるが青森に青森山はない。秋田県に秋田山はない、と思う。山形県に山形山、なんかありそうだが。長野県に長野山、広島県に広島山とか、都道府県の名前の山って岩手山のほかにあるのでしょうか。知っている人がいたら教えてほしい。

 

さて、前から登ってみたかった山の一つに行ってきました。

テレビのニュースでは、青森で積雪30センチと言っていましたが、ここは登山口で5センチ。山頂で10センチくらいでした。

国道283号の遠野市青笹のあたりを中沢川沿いに六角牛山方向に曲がり、六神石神社方向に走りました。102号室から近いからです。でも行ってみると判然としませんでした。六神石神社付近で牛の世話をしていた爺さん2人に聞いてみると六神石神社手前で曲がることを教えてくれました。そこには電気柵がありました。感電しないように柵を開けて林道に入りました。うっすら雪が積もっていて不安でしたが進みました。地形図を見て何とか登山口にたどり着くと、登山者がいました。びっくり。聞けば国道283号から県道35号に曲がり、六角牛神社を曲がればすんなり来るらしい。気仙沼から来たという男性二人は先に入っていきました。僕も後に続きます。合羽も着ないで、スパッツも付けないで。落ち葉に積もった雪を踏んで、尾根が広くなってくると傾斜は急になります。そして石の上を歩くようになります。帰りに滑ることを心配しながら登ると、意外に早く稜線にたどり着きました。稜線手前でさっきの2人が下山してきました。ガイド本で山頂まで1時間50分だったので、積雪を見込んで2時間30分を見ていましたが1時間30分で山頂。天気はこれからよくなりそうでしたが、手の指が冷たくなったのでおにぎり一つ食って下山。雪は少ないが寒さは厳しい。西側、遠野市街方向の展望が時々見えました。好天の時は期待できそうです。

下り、一歩一歩足を着くのに気を付けて降りて無事到着。登山口から眼前にきれいな山頂が見えましたね。こんなもんでしょ。

帰りに寄った温泉が踊鹿温泉天の湯がグッド。

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