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五竜岳東面G0稜

【3/4】ガス
白馬五竜スキー場(テレキャビン、リフト)ー地蔵の頭11:30ー遠見尾根EL2200BC15:30

鉄道150周年記念割安切符で。
積雪期の五竜は初めて。テレキャビンで高度を稼げるのでらくちん。出発遅くなったので、ついでにリフトにも乗った。どこまでもらくしたい。

2日前にドカ雪が降ったので、トレースはついているが踏み外すと埋まる。明日は快晴予報なので、小遠見山までは日帰りのトレッカーがたくさんいた。バックカントリーの外国人も多くて驚く。

ガスなので全然展望なし。鹿島槍が時々顔を出すくらい。
遠見尾根は、広くてどこにでもテントが張れるので、所々にテント村ができていた。アルプスの雪山初心者にはもってこいの山かもしれない。
テント設営後、ブロックを積んで風を凌ぐ。
久しぶりの歩きだったので、ペースが上がらなかった。
Oさん、取付までのトレースあるか見に行ったが、ノートレースとのことだった。

【3/5】快晴
EL2200BC4:05ーG0稜取付4:40ーG0の頭8:40ー登山道ー五竜岳9:15~9:30ー登山道ーBC11:30~12:00ー地蔵の頭ー(テレキャビン)ー白馬五竜スキー場14:00

G2に行く予定だったが、ドカ雪降ってラッセル必至。テレキャビンの最終便に間に合わないと困るので、簡単なG0に変更する。
登山道から外れてG0稜の取付まで下る。稜末端右側の雪壁から登り出し、傾斜の強いリッジの側面をアンザイレンで3ピッチほど登る。コンテで雪面、草付を繋いでいく。細い雪稜を慎重にトラバース。最後は脆い岩稜から雪稜を左に抜け、G0の頭に出た。

天気がいいので、バリエーションで登るパーティが他にもいるかと思ったら、結局自分達だけだった。

登山道に出て、山頂へ。真っ白な素晴らしい景色が広がっていて、声をあげる。剱が目の前に。槍も見えた。来てよかった。

帰りは登山道で。トレースしっかりついていて、らくちん。なにより展望が素晴らしい。五竜もいい山だなぁと思いながら、下る。
G0稜を見てみたら、自分達のトレースの他にA沢にスキーのシュプールがあった。たぶん登山道で登ってコルから滑走したのだろう。あんな急斜面をよく滑るものだと技術と度胸に感心した。

今度はG2に行ってみたいと思いながら、下山した。

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