102号から車で20分もかからない、五葉山大沢登山口へ。
登山口には五葉山太陽光発電所が広大な緩斜面に広がっていた。小沢の右岸に車道のような広い道があった。左岸に古い鳥居と看板。右岸の広い道を入っていった。すぐに金網フェンスで道が遮られなくなった。左の高い方に上がったが道らしきものはない。少し戻って小沢を渡って左岸へ。太陽光発電のフェンス沿いに草地が踏み跡のようだった。確信なく辿る。やがて木の階段があって、五葉山大沢コース登山道の看板があった。途中に鹿防護柵フェンスの扉を開ける。そして太陽光発電所から離れると谷から豊富な水量を予想させる瀬音。昨日の土曜日は激しい雨だった。そして黒岩コースの分岐点。下山途中に登山者に黒岩コースについて聞いたが、黒岩コースを歩いている人を見たことはあるが、とても時間がかかる、熊が多いのではないか、住田町ではよく熊が出没しているということであった。安全が確保されていないような木橋を2つ渡って大沢の左岸へ。この大沢は沢登りしている記録もある。すぐ大澤小屋。中には薪ストーブがあった。煙突が新しいようだった。さらに進んで畳岩への尾根に登る斜面へ曲がる。そこに鳥居がある。藪や下草がない地面の踏み跡はややわかりにくい感じ。まあピンクテープと赤ペンキの目印が要所にある。小沢を渡ったり、岩の転がる急斜面をジグザグに登る。この辺の紅葉がきれいだ。尾根に上がってしまわずにトラバースするように歩く。ここから畳岩までが長く感じた。昨日ガイド本を見て山頂まで2時間と思っていたが、帰宅後また見てみると、それは赤坂峠からのコースの時間だった。大沢コースはまったく記載されていない。地形図で比較すると、大沢コースは、畳岩まで赤坂峠からのコースの2倍はある。赤坂峠から登った人に聞いたら畳岩まで1時間かからなかったと言った。朝歩き出して約2時間、畳岩に到着。男女がテーブルで昼食中。聞くと山頂まで1時間くらいと言った。ここから先は何人もの下山者とすれ違う。9合目で石楠花荘の赤い屋根が見えた。石楠花荘は改装中だった。帰りに作業している兄さんに聞くと11月中頃に終わるのではないか、と言っていた。石楠花荘の前はたくさんの登山者が昼食中だった。風が冷たかった。思い出せばみんな合羽を着こんでいた。雰囲気にのってここで休みそうになったが山頂はこの先だ。平坦地をまだ先へ。日枝神社がある。西側に黒岩の稜線が伸びている。しばらく眺めてから山頂方向へ。山頂には若い男女グループがいた。早池峰山は雲に隠れているようだ。室根山や今出山はどれがどれだかわからない。太平洋が遠くに。小さく日頃市か大船渡市街地か。わかりそうな展望はそれくらい。やたらと自撮りして、冷たい風を十分浴びてから石楠花荘へ。朝握ったおにぎり2個と行動食を食う。下山。下山も長かった。
帰りにもう1つのお目当て五葉温泉に入浴。湯っこはいい。買い物して帰宅した。久しぶりに刺身を買った。
9:01(102号)9:19~35(大沢登山口)10:08(黒岩分岐)10:14(大澤小屋)11:24(畳岩・4合目)12:02(8合目)12:11(9合目)12:14(石楠花荘)12:22(日枝神社)12:31~42(山頂)12:54~13:10(石楠花荘・昼食)13:42(畳岩)15:05(登山口)
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