こんにちは、たがじょ新人研修部(部員3名)です。
たがじょって、基本的にベースが出来上がっている人が更なる自由を求めて集まっている集団というイメージを私は持っております。ですが、今は昔ほどそういったベースを作れる組織がなく(人口少ないですし、本来ならコアになる層がロスジェネ世代でそんな余裕ないし)、というわけでこうして私のような山でピヨピヨしているような者も血迷って入会してくるわけで(だって「来るもの拒まず」って書いてたし、すそ野が広い方が頂は高いだろという開き直り)。
でも、その辺の己の経験と知識不足は重々承知しており、たがじょの「自律」の精神にのっとって部員3名で自主研修をしたり、南八甲田松森山 – 2025年08月17日 [登山・山行記録]-ヤマレコ、先輩方の記録を読んでは勉強させて頂いております(ご存じかと思いますが、私はビビりで慎重派)。逆川の山行で代表が「自律した集団なので」とおっしゃったときに「『自立』ではなく『自律』なんですよね、たがじょは」とおっしゃった方がいて時折そのことについて考えます。
独り立ちには未熟さがあるとしても、そこに至るまでの試行錯誤は自分の意志と規範で行うことが自律なんじゃないかなって私は思うのですがどうなんでしょうか。なにはともあれ、一人でたがじょの門を叩く時点で私はすごく勇気がいることだと思っていて、みんなすごいなって思ってます。もちろん私含めです。
「チャンスは準備された『心』にのみ降り立つ」ってね。
というわけで、F氏プレゼンツの体験山行に同行させていただきました。準備された心の持ち主である体験者はIちゃん。同行は私と同期のCちゃん。F氏以外全員ピヨピヨ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8740479.html

コースは、前回ふくろう氏にオーダーしたときの応用編「松森山~蔦の七沼巡り+まぼろし沼」。残念ながら今回は新人研修部員のN子はおやすみ。ピヨピヨ付いていこうと思っていたらそんなの許されるはずもなく
私には「沼巡り(六沼)ふくろうさんから聞いたんならガイドよろしく。」
Cちゃんには「コンパス習ったんだからルーファイよろしく。」
というわけで、体験山行ついでに我々二人のおさらい山。N子来てたらルーファイ担当だったよ。
赤沼へはハイキングコース的な緩やかな道。寄り道をしながら、ゆっくり歩くことに。


ブナに囲まれゆったりと歩いていると私の頭の中に鳴り響く先日のふくろう氏の声
「ここで、ブナクイズです!」
というわけで、終始ふくろう氏の真似をしながら歩く私。たがじょ杯ものまね大会があったら、多分私優勝できます。
やっぱり山が楽しいと覚えているもので、自分でもびっくりするくらい口が回る。この日話した内容はほぼふくろう氏のガイドで覚えた話。「ブナクイズはもういいから」ってF氏に止められるまで続けました。
とりあえずブナの模様についてとトチの木の見分け方、ブナの保水量について(聞いた話だと梵珠ではT田さんもふくろうさんから聞いたブナネタを披露していたらしい)はF氏もIちゃんも覚えました。それらから派生して諸先輩方のお話もいっぱいしたりして。








緑なのは沼をイメージしてます。沼の藻。黄色は流木。「白は雲ですね」ってかわいらしいことを言うIちゃん。





最近よく「人生は何を得たかではなく、何を与えたかである」という事について考えるのですが、ふくろう氏のガイドがこうして私から誰かに伝わって、それがまた誰かに伝わるんだろうと思うとなるほどなと。そしてふくろう氏も先輩方からいろんな学びを得ていて。
今は無理でもそのうちみなさんの計画にホイホイ参加できるようになりたいなと思っているので、願はくば皆様、いっぱい山行記録を書いて待ってて下さい。やっぱり心だけじゃなく物の準備も必要なんで(笑)その辺は日常生活とのバランスを鑑みて準備したいです。
ひとまず、チャンスの扉を開けたIちゃんご安全にね、おめでとう。
ここでは、大勢のチャンスの神様が手ぐすね引いて待ってるよ。

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