2月21日(土)
メンバー:O谷さん(リーダー)、S藤さん、ふくろう(記録)、Oさん(ふくろうの友人・非会員)
O谷さんが山行計画をあげたのを見たのは数年ぶりのような気がします。集合は「城ケ倉」、行き先は「逆川大滝」、内容は「ハイキング」、それだけ。
非常に怪しい感じがしました。これまでO谷さんがハイキングと言ってハイキングだった試しがないので、おそらく荒川の堰堤でも渡って酸ヶ湯に戻して、車道沿いに滑って城ケ倉に帰るんだろう。そのように想像して参加を決めました。登山届を出す上で行き先不明ではまずいので、その後O谷さんに確認したところ、スノーシェッド脇から横岳に上がり、逆川上流に滑り降り沢沿いに大滝へ。そのまま横沼経由で逆川岳に登り返して城ヶ倉に戻すとのこと。意外に普通寄りだったのでちょっと安心しました。





ラッセルというほどの新雪はなかったですが、サクサクと先頭を交代しながら進みます。みんな当たり前にコンパス歩行して良い感じ。O谷さんは最後までGPSを見ずに、ホワイトアウトや細かいアップダウンも何のそので、ばっちりの場所に皆を導いてくれました。





横岳山頂に着くと、4人組の人影が見えたので、たがじょのI会長はじめとする別チームと思って両手を振って近づいていったところ、人違いでした。(結局会えず残念)
横岳の東斜面を一瞬の視界回復とともに滑ります。O谷さんとは先日モヤでスキーをご一緒させてもらったとき、ありえないほど上手くて驚いたのですが、この日はカービングではない細くまっすぐな昭和のスキーでさらに驚きました。Sさんも飛び入り参加のOさんもみなスキーがかなり上手!そのまま逆川へ入っていきます。






雪崩たり吹き込んだりして、沢底には7mは雪が積もっているそうです。ここにテント泊して、この穴から水を汲むのだとか。サバイバル!
大滝を鑑賞したら横沼の筈でしたが、あれ、全然違う方に登っていくな。。まさか。。。







その後はバッカイと赤水沢の間の尾根を荒川に向けて滑り込みます。ここの滑走がすごく楽しかった〜。
荒川を渡りシールを貼って登り返します。迷岱から車道へ。車道をかかとフリーにして地獄沼まで滑り降りる最中、O谷さんが酸ヶ湯タクシーを呼び(笑)、城ケ倉まで回送していただけました。





アドベンチャー要素いっぱい、かつ、至れり尽くせりO谷観光ガイドツアーみたいな楽しさでしたが、学んだこともたくさんありました。
目印もないようなホワイトアウトの中で酔わないでまっすぐ歩く方法。バックベアリングをするときは、待っている人と双方で行うこと。雪洞を効率良く作るコツなどなど。
それにしても、視界があまりなく、あんなに複雑な地形の中をどうして常に現在地を把握しながら素早く歩けるのか、本当に不思議です。私がもし同じことをやるとしたら、事前に地図にポイントや距離などをかなり細かく書き込んで、お喋りは厳禁で集中してしょっちゅう高度計を見ながら立ち止まって、振り返ってまっすぐ歩けているか確かめて、、というふうでないとやれる気がしません(それでも正しく歩けるか全く自信なし)
以前からO谷さんを観察していて思うのは、普通の人より距離感覚や、広く周囲の地形を俯瞰して特徴に気付ける能力が長けているように思います。また、長年の沢登りで磨かれた「どんな小さな沢地形も見逃さない」目もあるように思いました。
私ももっと地形図と実際の地形を見比べて、距離感や斜度感覚などを体で覚えていかないとダメだなあと思いました。O谷さんのように自信を持って自由に歩きまわれたら、山歩きが今よりさらに何倍も楽しくなるだろうなあ。

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