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宇樽部川(十和田湖東岸)遡行・下降 9/8㈰

Oさん、Mさん、Nさん、Fの4名で表題の沢登りを実施。

小粋な白のオープンカーゴで、十和田山登山の起点となる宇樽部集落を抜け駐車地まで。そこから沢沿いに弘前31連隊の雪中行軍の道をたどる。意外に踏み跡もしっかりでまさかの赤テープまで・・・記録もほとんどなく相当の沢だと覚悟して臨むも前半は穏やかな雰囲気、復路となる支沢との二股から実質の入渓。

次の分岐で小休止と身支度しゴルジュ帯へ! ここからの300m弱がこの沢の核心部。流木や土砂で渓相が変わり易しくなったらしいが初見の3名には目の前にある状況が全て。巻きは不可能な陽の入らない鬱蒼とした狭隘なV字谷にギアを一段上げる。連続する滝自体はさほど大きくないがそれぞれに難しく鐙やハーケン、ロープ等で通過して最大の難所「遠吠えの滝」と対峙。ここのルート構築だけで1時間弱・・・ビレイしながら緊張状態で凝縮された本物の「沢登り」、「沢や」の一端を間近に見ることができた。全員無事通過し最後に滑った滝を越えると核心部は終了。すこし先の開放的で陽があたる穏やかな清流エリアで休憩。

復路は北西のコルを抜け周回の支沢を下り駐車地へ(^ ^)

詳しくは以下のふくろうさんのヤマレコリンクでご覧になれます。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7215033.html

十和田山登山の起点となる宇樽部集落を過ぎ駐車地へ向かう

核心前の分岐までは途中まで踏み跡もあり問題なく歩ける

鬱蒼とした雰囲気

以降は様々な技術を駆使して滝を進みました

最大の難所「遠吠えの滝」を突破!  ここだけで1時間弱を要した。

300m程の核心部通過に3時間弱・・・ 沢登りの奥深さを実感

ゴルジュ帯を突破して少し進むとやっと陽の当たる癒しエリアが(^^)  水中の映像もバッチリ

ここからは一気に緊張モードを解除! 緩~いコルを乗越し周回の支沢から下ります。

復路は厳しい所もなく気持ちよく歩けます。 いろんなバリエーションルートとしても使えそう

癒しエリアから概ね1時間30で駐車地に到着。 「お疲れ沢でした(^_^)」

この沢の核心部はとても厳しく相当技量のあるリーダーと行かないと無理です。セカンドにしてもそれなりの力が必要な茗渓だと強く思いました。

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