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櫛ヶ峰

好天気の中、城ヶ倉大橋を発つ。先日のものと思われるトレース多々あり。いつも数度の休みを採り遅れるので、仲間に先立って登りだし斜面をどうにか登りきって後続を待つ。腰を下ろして。ブナの樹林の中は、根開きが始まり山も春だ。急斜面下で休憩。次の急斜面からは、西側から入り込む七沢からの源頭の乱雪帯を突っ切ってトドマツ帯に入る。自分は、少し北側を歩いたらしく、泉澤さん等と離れてしまう。視界は良いので、横沼へ降りる尾根にどうにか出る。北、南八甲田が一望だ。風の当たらない南斜面は雪が緩んでいてシールのまま沼畔まで滑り降りる。横岳から吹き降ろす風が冷たいので、小尾根の陰に移動して小休止。長谷川さんが金具のトラブルを修理する。横沼の南側の湿原から横岳沢に降り、対岸の湿原地帯に上がる。横岳を二人が滑降しているのが見える。時間が超過しているので、逆川と横岳沢を分ける広い尾根の鞍部を乗越っこして櫛を目指す。北尾根1330m下で皆が集合するのを待って登り出す。いつも難儀する1360mのコブは、先人が沢沿いの雪の緩んだ斜面にトレースを残してゆるりと巻いて登っている。それを辿る。あとは、じっくりと尾根を山頂まで登るだけだ。早くも降って来る二人に会う。竹内さんと友人だった。しばし立ち話。ほとんど直登し、12時前に着き、暴風壁を作り昼食。ツエルトを張らなかったので、風の冷たさもあり早くも下山ムード。シールを外して、北尾根を滑降。シールを付けてからは往きに寄れなかったガヂャボッチにも寄り、横岳に登る。シールを外して、北西側の湿原地帯を”くの字湿原”の上部へ出る。山崎さんが、テンをカメラに納めたとのこと。最後の休憩をして、あとは、新しいスノーシューの跡を見ながら滑降して、無事下山。アカゲラのドラミングが迎えてくれた。予報に反して下山するまで好天気だった。泉澤さん、皆さんおかげさまでした。

 

城ヶ倉大橋7:30~横沼9:30=50~櫛ヶ峰11:50=12:50~ガヂャボッチ13:30=40~横岳南端14:10=20~くの字湿原上部14:35=50城ヶ倉大橋15:30

 

 

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