昨年、同時期に行った津梅川は、とても楽しい沢歩きでした。今年も行きたいと思っていたら、幸いなことに、今年もO谷会長から声をかけていただきました。感謝。
昨年は、O谷会長とテンコちゃんと、我々夫婦の4人でしたが、今年は大人数。全部で9名という大所帯でした。汗
秋田から参加したHカドさん(女性)と共に、大間越駅で集合待ち合わせ。
先日の大雨で、沢の様子はもちろんですが、アプローチの林道までも変わり果てていました。汗
さすがのO谷会長。昨年の1kmも手前で車を停車。ここが、一番の駐車スペースとのこと。O谷会長、S木さん、A坂くん、むつ山岳会のM田会長と他2名、の6人で乗ってきたアルファードなら車高が下がって走破できずとも、我が車はリフトアップした林道仕様なので、もっと先まで行けるのにと思いました。
でも、正解だったのは後で分かりました。徒歩で行くと、林道の先では通行が不可になっていて、あのまま行っていれば、ずーっとバックで戻る羽目になったことでしょう。O谷会長の判断は、さすがです。事前の下見に来たのかな?とすら思いました。
昨年の駐車場所。どん詰まりには、O谷会長お気に入りの看板が有ります。
「禁止」では無く、「よく消そう」という緩さが、お気に入りのようです。笑
杣道を歩くと、至るところで豪雨の爪痕が見られました。
大量の流木や、根元から削り倒された倒木。コンクリート製の大きな擁壁も、洗堀されて倒れていました。汗
沢慣れた人なら問題無い箇所も、O谷会長は安全第一でロープを出して通過させていました。
あの快適だったテン場も、流失していました。デポしていた、鍋釜も流されて無くなっていました。汗
昨年の快適だったテン場。緑陰が涼しく、飲み水も直ぐ脇の枝沢から採れ、フキやミズも豊富でした。
今年の無残なテン場跡。寝床にできる、平場が有りません。汗
昨年のテン場対岸に見える、緑の木々。
ここが全て流されて、砂州になっていたので日陰じゃないけど、ここしか無いのでそこを今回のテン場としました。
変わったことと言えば、魚が1匹も釣れませんでした。昨年は、テン場から見える範囲だけでO谷会長は10匹以上を釣りあげ、私も人生初の50cm超の大物を釣りました。
来年には、また戻って来て欲しいものです。
今回は、沢初心者が多かったので、O谷会長も大変だったと思います。足に落石を受けて腫れあがりました。沢は、水音で周囲の音が聞き取り難いので、落石などの音も気づき難くなります。みなさんも気をつけましょう。
当初は帰路を懸垂下降で沢を戻る計画でしたが、往路が予想以上に時間がかかったので、安全第一に変更して、昨年と同ルートで下山することとしました。
しかし、ここも大雨による崩壊が進んで、やはり安全第一でロープを出して通過しました。
何はともあれ、今回もとても楽しい2日間でした。O谷会長のご苦労は、はかり知れませんが、また来年も是非企画していただければと思います。ありがとうございました。
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