narita-tooruのアバター

駒ヶ峰イグルー泊

2・20 酸ヶ湯8:55~水道敷き9:40~△288~△28510:55~Iポール下・昼食11:35=12:10~ウソ駒・西尾根13:15~鞍部13:25~駒ヶ峰13:45・イグルー築造14:00=16:00・泊  21日イグルー7:25~櫛ヶ峰北尾根・スキーデポ8:40~櫛ヶ峰9:00=15~スキーデポ地9:40~櫛下10:25~イグルー・昼食11:30=12:45~Iポール13:30=40~△28514:00=15~迷岱~国道(雪上車跡)~酸ヶ湯15:55

2・20  一日早めたので同行者はないだろうと思いながらも、時間までと横内で待つと、なんと力強い山崎さんが現れる。二度ばかり本当に往くのかと確認した。酸ヶ湯ゲートに荷物を下ろしてから、駐車場に車を置いて戻る。忘れ物を取りに再度往復。ラッセル無しの国道を進行。空気中の水蒸気が凍ってきらきら光るダイヤモンドダストみたいな小雪が舞っている。一人が笠松方面に向けて先発して行った。水道敷きから迷岱を突っ切って荒川の源流・無沢に入り、△288、285を通過して櫛ヶ峰コースを辿る。雪も止み、好天となり、振り返れば、雪上車が、笠松峠あたりを走っているのが見えた。仙人岱小屋あたりにも人影が見える。Iポール下の、△270辺りで昼食を採る。この分なら、駒ヶ峰まで行けるだろう。ウソ駒からの無立木帯の下部にも、第二Iポールを発見。これから東に向かえばIポールに着くようになっている。ウソ駒の西側の尾根に乗っかってから、駒の鞍部へ向かう。後は、シュカブラで表面を覆われた斜面をゆっくりと登る。駒の山頂にザックを下ろし、一休みしてからイグルー造りに取り掛かかる。完成近くなって、ガスが発生して遠くが霞みだす。どうやら夕焼けの景色は無理なようだ。雪のブロックは簡単に取れドームはスムーズに作れたが、入口の掘り出しに時間を要した。斜面の傾斜が緩すぎたのと、壁の厚さが厚かったからだ。中に入り、水を作りお湯にして夕食を済ませれば、後は、明日に備えて床に着くだけだ。夜のトイレはいやだが、我慢しているよりは良い。案ずるが易しだ。  21日 5時起床、シュラフ、マットを畳み靴までも履いてしまう。朝食を済ませ、サブザックで櫛方面へ。 朝はやはりガスの中、フラッグも持参したが、次第に晴れだす。△97,101のピークを経てから、尾根伝いに櫛の下へ。ここからは、北尾根1400m付近からの北西の風雪で出来上がった段差を辿る。尾根に上がってスキーをデポし、ツボ足で登る。山頂には、やはりあった。スノーモービルの跡だ。好天が続く雪の固くなった2月に入ると必ず入山がある。ガスの晴れるまで山頂に留まりたかったが、下山を考えて戻りながら景色をカメラに収めた。イグルーの前で昼食を採り、往たルートを戻る。北八甲田の斜面には、スキーのトレースがあちこちに見えた。好天とノーラッセルは、70歳の高齢者には最高のご馳走だ。次回も、好天であればいいなあ。

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